マテリアルリサイクルとは?

リサイクル手法にはマテリアルリサイクル、サーマルリサイクル、ケミカルリサイクルの3種類があります。
今回はその中のマテリアルリサイクルについて見ていきましょう。

マテリアルリサイクルとは、廃棄物を新しい製品の原料として使いやすいように処理し、再利用するリサイクル手法です。「材料リサイクル」「材料再生」「再資源化」「再生利用」などと呼ばれることもあります。
では、どんなものがマテリアルリサイクルされているのでしょうか?
例えば、缶は破砕・溶融・固化して再生地金として缶製造の原料に、プラスチック資材は破砕・加工処理し、フォークリフトなどで荷物を運ぶときの土台となるパレットに、ペットボトルは破砕・加工処理後、繊維化して制服などの衣料となります。
ほんの一部の例を挙げましたが、意外とマテリアルリサイクルされている製品は多く存在し、身の回りにあるものを見渡してみるとほとんどがリサイクル製品です。
リサイクルをするには、使ったものを綺麗に洗って分別する必要があります。
より良い環境作りとSDGsの目標12「つくる責任つかう責任」を達成するためにも分別を心がけましょう。