安全への取り組み
9月1日は「防災の日」です。
1923年9月1日に発生した関東大震災を教訓に災害への心構えを忘れない、怠らないということでこの日に制定されました。
防災の日ということも踏まえ、弊社では安全衛生委員に安全講習を行いました。
今回の安全講習では、ツールボックスミーティングの進め方と危険予知活動について行いました。
ツールボックスミーティングとは、職場で行う作業前の打ち合わせのことを言い、ツールボックス(道具箱)に腰掛けて行われるため、このように呼ばれています。
進め方としては職長がテーマを提供し、関心を起こさせ、それに対する意見を全員から引き出し対策などの結論を出すという流れで進めます。作業前の危険予知をするために大切なミーティングです。
次に危険予知活動(KY活動)とは、職場の中に潜む危険要因を発見、把握、改善していく手法の1つで、ちょっとした不注意から引き起こされるヒューマンエラー事故防止に有効的です。
また、リスクアセスメントに基づくリスク低減措置を実施しても除去しきれなかった「残留リスク」の回避にも有効的です。
作業開始前などにイラストシートを用いてその作業に「どんな危険が潜んでいるか」をチームで話し合い、危険なポイントについて理解を一致させます。そして、対策を決め、決めた対策について1人1人が意識をもって行動することが重要となります。
今回の安全講習で学んだこととBCPなどの取り組みを活かし、安心・安全な職場づくりを推進して参ります。